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「一書入魂」・・・フジコ・ヘミング 運命の言葉   フジコ・ヘミング

最近フジコ・ヘミングのピアノ・コンサートの新聞広告が目についていましたが、、書店でこの本に偶然に出会いました。

このピアニストについての知識は、今まで皆無でしたが、結構著名な方だと識りました。著者に限らず、「芸術家」とは押し並べて「人生の重荷」を背負わされる場合が多いと思いました。「報われなかったことや辛かったことに耐えた経験が、音の響きや音色に表れ、プラスになっている。そんな嬉しい実感があった。」とは、著者の言葉です。

次の言葉も強く印象に残りました。「ジョルジュ・サンドがどこかに書いていたけど、誰でも遠いところにあるものに憧れる。手に入ってしまうとそれで終わり。次のことに憧れる。それが人間。だから始末におえない。」

2013/05/13一読入魂新着情報

「私の趣味 城郭巡り」・・・鳥羽城(三重県鳥羽市)

この城は、20余年前に訪れたことがありますが、当時は夕方であったことと城跡が今ほど整備されていなくて、城山を見上げただけで帰った記憶があります。今回は、駅の側の案内図を見ているとボランティの人が近寄って来てパンフレットで道順を親切に教えてくれました。

本丸からの眺望は格別で、九鬼水軍の実力を恐れ、九鬼家を兵庫県の海のない三田市に移封したのも納得しました。

この城の特徴は、大手門が海に開いた水門で、内陸側には堀を巡らせ、四方を海に囲まれた「海城」であったことです。当時の絵図を見ますと、水軍の基地に相応しい城であったことが分ります。

2013/05/13所長ブログ新着情報

「一書入魂」・・・男おひとりさま道  上野千鶴子

ベストセラーの「おひとりさまの老後」の著者の本ですが、まだ読んでいません。「男おひとりさま道」の題名に惹かれて購入しました。読み進めていくうちに、女房の目に付かないところに置いておこうと思うようになりました。こちら(夫側)の手の内を見られるような気がしたからです。

この著者は、最近某全国紙の「人生相談」で男子中学生の悩みに対する回答内容が、公共メディアに載せる内容ではないという非難を受けていましたが、「当たり前の本当のこと」を述べていると思いますが・・・。著者は私と同じ年の生まれですが、たぶん「明治ならぬ昭和は遠くなりにけり」との感想を持たれたことと邪推いたしております。

ところで、この本の内容ですが、女性からズバリこのように言われると「言い訳、ごまかし」がもはや効かないように思いました。ただ、どう足掻いても最終結果は同じではないかと、やや諦めに似た感想も懐いております。

2013/05/12所長ブログ新着情報

「私の趣味 城郭巡り」・・・田丸城(三重県玉城町)

北畠家の養子となった織田信長の二男の信雄が、この地にあった玉丸城を堅固な城郭に修築した。江戸時代に紀州和歌山藩領になると、家老の久野家が城代として代々城主となって明治を迎えた。

城郭愛好家がこの城跡を訪れると、たぶん同じような感想を懐くと思われます。というのは、交通の便が悪く1時間に一本程度停車するJRの参宮線の田丸駅でおりると15分程で城跡に行き着きますが、城跡を取り巻く堀や石垣がほぼ当時の面影を残していますので、ビックリするとともに、もっと早く来るべきだったと思うのです。

本丸には「郷土に関する講演会記念」として毎年異なる講演者の記念植樹がされていますので、「城がある郷土」に対する誇りと愛着に強く印象付けられる城跡です。

2013/05/12所長ブログ新着情報

「すしにまつわる話」

「すし」を漢字で書くと、「鮨」と「鮓」と「寿司」の三っがあります。関東では、「鮨」、関西では「鮓」が多く使われ、「寿司」は全国的に見られます。「寿司」は縁起を担いだ当て字だそうです。

「すし」は一貫一口半の大きさで握るのは、一口で入ってしまっては、その旨さが次の楽しみに残らないため、一口では食べきれない大きさにすることによって、旨さの余韻を半分残し、続けて楽しむようにした。・・・とのこと。

こういう話は面白いですが、「ホント」ですか~?

2013/05/11所長ブログ新着情報

「割増賃金の仕組み」

労働基準法では、1日8時間、週40時間の法定労働時間を超えて働かせた場合、通常賃金の25%以上の割増賃金を払うよう雇用主に義務付けています。深夜労働(午後10時から午前5時)についても25&以上の割増賃金を払う決まりなので、残業が深夜に及んだ場合、割増率は合わせて50%以上となります。また、原則として週1日の「法定休日」に働かせた場合は、割増率35%以上と決められています。休日労働が深夜に及んだ場合、割増率は60%、以上になります。

サービス残業という言葉に象徴されるように、超過勤務で労使間にトラブルが発生する事例が後を絶ちません。残業時間を正確に算出するためには、労使双方の共通の基準・確認方法・相手の立場の認識等を最初から明確にしておくことが必要です。

2013/05/11所長ブログ新着情報

「聞いた話」・・・お花見は花粉症対策?

「大江戸食べもの歳時記」(永山久夫著)に載っていましたので、紹介します。

「日本人の花見の特徴は、外側から眺めて鑑賞するだけでなく、花の下に入って楽しむところにある。この習慣は、おそらく、花の下に入ることによって、花の霊気を受け止め、生命力を補給するという古代以来の自然信仰の表れと思われる。

森林浴に花粉浴がプラスされた、科学的な健康法といってよいだろう。満開の下で、どんちゃん騒ぎをする。すると、枝がゆれて花粉が盃の中にとび散る。それを受けて飲むのである。花粉には、ビタミンやミネラル類、酵素が多いから、生命の活性化に役立つ。昔は花粉症などなかったのも、ふだんから自然に親しみながら生活していたためだろう。」

たしかに、小さい時から様々な花粉を吸い込んできた私のような信州人は花粉症になりませんが、何となく本当のことらしく思えますね。

2013/05/10所長ブログ新着情報

「労働時間の規制」

労働時間についてはトラブルが起こりがちです。経過する時間に客観的に線引きをするのは困難な場合が多いからです。

労働基準法では、1日8時間、1週40時間を超えて労働者を働かせることを禁じています。この法定労働時間を超えて働かせた場合は、通常賃金の25%以上の割増賃金を払うよう雇用主に義務付けています。休憩時間は労働時間から除きますが、電話や来客の対応を指示されているなど、労働者が自由に使えない場合は、労働時間とみなします。また、休日については、毎週1日いじょゆ、または、4週間に4日以上と定めています。

労働安全衛生法では、月100時間を超えて残業し、疲労を感じている労働者が申し出た場合、医師の面接指導を受けさせるよう会社に義務付けています。会社は医師の意見を聞き、必要な措置をとる必要があります。

 

2013/05/10所長ブログ新着情報

「蕎麦は不老長寿の食」

「そば好きは、長生き」ということわざがあるらしい。老化は血管からはじまると言われるが、そばには血管を丈夫にするルチンが多く含まれているからというのが、理由とされています。

「水とそばの自慢はお里が知れる」といわれ、辺鄙でやせた土地で仕方なく蕎麦を作るといわれてきました。私の故郷の信州は、まさに水と蕎麦が自慢であるため、貧しさの象徴でもあったでしょう。しかし、現在は高級食材に生まれ変わり、米を作っていた肥沃な平地に堂々と蕎麦を栽培する光景が見られるようになりました。

私は、平成11年5月に発足した「いばらき蕎麦の会」の最初からの会員です。蕎麦打ちはやりませんが、食べる量は相当なものです。信州の長野駅に昼食時降り立つと、駅前の「高山亭」の「高山もり950グラム」をよく食べます。通常の食べ方ですと、とても最後まで食べられません。「蕎麦好きプロ」の独特な食べ方が有ります。

ご連絡頂ければ、ご一緒に食べ比べを致します。(小布施町の旭屋さんもよく行きます)

 

2013/05/09所長ブログ新着情報

「一書入魂」・・・なんでそーなるの! 萩本欽一自伝

コント55号が爆発的な人気を博したのは昭和40年代前半でした。ビートたけしのツービートは話芸の面白さであるとすると、コント55号は舞台を縦横に走り廻り突っ込み芸の面白さであつたと思います。テレビでは、「ドリフの全員集合」と「欽ちゃんシリーズ」が張り合っていた記憶があります。

この本には、欽ちゃんこと萩本欽一氏の若いころの苦労話がてんこ盛りです。芸人さんは全てが修行で芸の肥やしなんでしょう。

子供の頃の苦しさから導かれた、次の言葉には納得します。

「今僕、こう思うんです。辛い目にあってる子のほうが夢に近いところにいるって。悲しい思いをしている子はきっと夢にたどりつく。いじめられている子もそう。最後までいじめられる人生なんてぜったいない。・・・だって辛い目にあうって、将来のために運をためてることなんだから」

2013/05/08一読入魂新着情報