「私の趣味 城郭巡り」・・・田丸城(三重県玉城町)
北畠家の養子となった織田信長の二男の信雄が、この地にあった玉丸城を堅固な城郭に修築した。江戸時代に紀州和歌山藩領になると、家老の久野家が城代として代々城主となって明治を迎えた。
城郭愛好家がこの城跡を訪れると、たぶん同じような感想を懐くと思われます。というのは、交通の便が悪く1時間に一本程度停車するJRの参宮線の田丸駅でおりると15分程で城跡に行き着きますが、城跡を取り巻く堀や石垣がほぼ当時の面影を残していますので、ビックリするとともに、もっと早く来るべきだったと思うのです。
本丸には「郷土に関する講演会記念」として毎年異なる講演者の記念植樹がされていますので、「城がある郷土」に対する誇りと愛着に強く印象付けられる城跡です。