「一読入魂」・・・東京タワー オカンとボクと、時々オトン (リリー・フランキー)
東京スカイツリーには、近くに居りながらまだ一回も登っていません。
昭和33年に完成した333㍍の東京タワーにはノスタルジアを強く感じます。映画「三丁目の夕日」を見ると懐かしさで泣けてきます。
以下は、りりー・フランキーのベストセラー「東京タワー オカンとボクと、時々オトン」の一節です。
・・・母親というのは無欲なものです
わが子がどんなに偉くなるよりも
どんなにお金持ちになるよりも
毎日元気でいてくれる事を
心の底から願います
どんなに高価な贈り物より
我が子の優しいひとことで
十分過ぎるほど倖せになれる
母親というものは
実に本当に無欲なものです
だから母親を泣かすのは
この世で一番いけないことなのです