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「浅草グルメ考」・・・アリゾナキッチン(浅草1丁目)

永井荷風が亡くなる最期の浅草でのランチがここだと言われている。毎日正午に必ず浅草に現れたとのことで、荷風先生がお気に入りだったビーフシチューを頼んだ。なるほどガイドブック等に書いてあるように絶品であった。

ホールは店名に違わずアメリカ西部の雰囲気で、オールディーズや古いカントリーウエスタンが静かに流れており、身も心も舌もとろける位、気分がよかった。

お客も中高年が多いせいか静かで瞼もとろけそうであった。

 

2013/03/05所長ブログ浅草シリーズ

「浅草グルメ考」・・・インド・ネパールカレー アーファンタ 浅草2丁目

特に浅草らしいと言うわけではないですが、一週間に一度は行く店です。

外国人経営のカレー店は、インド・ネパール・パキスタン・バングラディシュのいずれか若しくは2つ以上の組み合わせで看板に掲げているが、この店はインド・ネパールとなっている。

辛さのグレードは5段階あり、最高辛は「5」となっている。私はいつも「5」にしているが、スタッフに聞いてみたら「5」を指定する客は多いそうだ。中にはグレード表示のない「8」まで指定する日本人もいるそうである。

韓国料理や四川料理も慣れてきたせいか、徐々により更なる辛さを求めるようになってきた。

ここのカレーの辛さを体に通すと、汗と共に体内の毒素も排出されるような気がする。

カレー味もさることながら、「ナン」の虜になった日本人が多いようである。窯により美味さに明らかに差が出るそうである。

日本人が一般的に食べているカレーとは香辛料の種類と量が圧倒的に違うので満足感が大いにあります。

 

 

2013/03/04所長ブログ浅草シリーズ

「浅草グルメ考」・・・寺方蕎麦 長浦 浅草1丁目

「浅草 老舗旦那のランチ」に紹介されていました。

扇「荒井文扇堂」の四代目と仲見世のせんべい・おこし・あられ「評判堂」店主の紹介記事です。

町方の蕎麦に対して、寺方蕎麦であるとのことです。

記事では「妙興寺蕎麦」が絶品とありましたが、「鴨せいろ」にしました。

鴨の肉が厚くて汁と馴染み、絶品でした。蕎麦も汁にまとわりつき、その上品なお味に感心しながら一気に食しました。

次回は見た目も美しい「梅干素麺」にします。

2013/03/01所長ブログ新着情報浅草シリーズ

「浅草のエンタメ」・・・虎姫一座(浅草招き猫館 コシダカシアター)

浅草招き猫館のコシダカシアターでの虎姫一座の公演は、団塊の世代以上は必見のレヴューショウです。

出し物は、「エノケン、笠置のヒットソングレヴュー」と「シャボン玉だよ牛乳石鹸!!」のいずれかになります。

懐かしくて涙がでます。出演者はもちろん当時生まれていない若者ばかりでしょうが、その歌や踊りに魅了されます。

このコラムでは具体的に書き様がありません。見た後しばらくするとまた行きたくなること必定です。

国際劇場やそこでのレヴューがなくなって久しいですが、この公演により強烈なノスタルジアに駆られます。

先ずは、一度お運びの程を。

2013/02/28所長ブログ浅草シリーズ

「浅草グルメ考」・・・翁そば 浅草2丁目

浅草らしい蕎麦屋と言えば、「翁そば」が筆頭に挙げられるべきだと思います。

この店のどこが浅草らしさの神髄かと聞かれれば、全部と答えざるを得ません。建物・店内の年季の入った古めかしさ、特に店主から女将さん従業員(家族か?)が入店時、注文した時、注文品が来た時、客が帰る時にほとんど一斉に声を上げることが極め付きでしょう。とにかく店内の雰囲気が何とも宜しい。

客の半分は「カレーソバギョクオトシ」なるものを注文するらしい。漢字を混ぜると「カレー南蛮蕎麦玉(ギョク)落し」となるとのこと。丼ぶりの淵までカレー汁が満ちており、初めての時は「こんなに食べられるかな~」と思いました。

玉(生玉子)をかき混ぜて食べますが、絶品です。

2013/02/28所長ブログ浅草シリーズ

「浅草のエンタメ」・・・浅草東洋館

「浅草東洋館」の歴史は「浅草フランス座」に始まります。過去数度の開館・閉館の繰り返しを経て、平成12年元旦に再オープンしました。ここでは、渥美清・長門勇・由利徹・東八郎・ビートたけし等著名なコメヂアンが続々誕生しました。人力車の案内人は必ずこの東洋館の説明をしています。

隣の浅草演芸ホールは主に落語・漫才ですが、東洋館は「いろもの」の専門館として年中無休で公演しています。

今年の2月23日(土)の19時(通常の公演終了後)に「ジオラマ人形劇・・・ゆめまち観音」の上映が入場無料であり、鑑賞してきました。人形劇やジオラマの出来はもちろん素晴らしかったのですが、驚いたのは、なんと「絶滅」(失礼しました。)と思っていた「活動写真弁士」が親娘で登場したことでした。私の年代でもその「話芸」の実際の場面を見たことはなく、記録映像でのみの記憶しかありませんでした。日本のみならず、海外でも活動・公演しているとのことで、更に驚かされました。

東洋館の通常の公演は、開幕前は入場者が列を作って並んでいるほどの人気館です。いわゆる「ピン芸人」が多く出場しますので、珍しい「芸」を堪能できます。

2013/02/25所長ブログ浅草シリーズ

「浅草のエンタメシリーズ」・・・浅草演芸ホール

テレビ番組「浅草お茶の間寄席」でお馴染みの寄席のお話です。今の席亭が三代目だそうです。

初めて入館したのは、今から30年位前で、「上手な話し方」には「間合い」を体得することが肝心であると聞いたことがキッカケでした。

私は何故か舞台の上から出演者に話しかけられることが多いのですが、その理由は未だによく分りません。

紙切りの先代「正楽」師匠には私の顔の横顔を切ってもらい台紙に師匠の千社札を貼った作品を頂戴しました。通常はただ切った作品の切り分けた双方をお客さんに渡しているのですが・・・。NHKのプロヂューサーと間違えたのでしょうか?まさかネエ~。

東京ボーイズ(当時は3人構成)のリーダー鏡五郎さん(故人)からも舞台の上から、「お客さんよく見るネェ~」ときました。

確かにこのグループの芸が好きで、涙を流しながら何回も見ていました。

現在も活躍中のチャーリ・カンパニーからは、よく警官に扮している相方から、「あなたどこから来たの?」と尋ねられましたので、「茨城県から」と答えたら「そこは東京よりも賑やかか?」ときたので、「ハイ」と答えたら「この客少しおかしいんでねえの」とのやりとりでした。「なんでかな~なんでだろ~」

ある日の夕方、木戸口で割引料金時間でしたが、更に割り引いてくれと受付に頼んでいたら、側から「そこの若けーの、こまいのが(細かい銭の意味)ねーのか」との声あり。見ると桂文治師匠が舞台と同じ顔でこちらを見ていました。恥ずかしくていくらで入館したのかも忘れましたが、申し訳ありませんでした。全く情けないことをしてしまったと暫く悔やまれましたが、落語の世界の中でなされた会話の様で良き思い出として思い出されます。

座る席は混んでいなければ、舞台の右側で45度の角度の比較的前側の席です。左側も同じですが、落語家と目があう場所です。ここで、タイミング良く笑うと落語家が「乗ってくる」のが分ります。

 

2013/02/22所長ブログ浅草シリーズ

「浅草のエンタメ・シリーズ」・・・木馬亭での浅草21世紀公演

「浅草のエンタメ」として私がまず推奨するのは、木馬亭で毎月8日間開催される浅草21世紀公演です。

座長は橋達也(2年前に死去)でしたが、ストレートコンビでテレビ等で人気がでたこともありましたが、昭和40年以降生まれの方々には馴染がないと思います。

平成13年11月公演から現在まで毎月連続して公演しています。

この劇場に通うようになったのは、座長の奥さんが経営していたスナックに税理士仲間と飲みに行ったのがキッカケでした。

この店には若い座員も遊びに来ていましたが、親密になると頼みごとをされるようになりました。それは舞台に出ている時に芸名を舞台に向かって叫んで欲しいというものでした。

恥ずかしかったのですが、アルコールを入れて実行しました。座長へのアピールであったようですが、芸名を叫んだ座員は、全員幹部として現在活躍しています。

コント・手品・歌や舞台喜劇等があり、3時間弱楽しめます。

座長は2年前に亡くなりましたが、残った座員が更に舞台を盛り上げています。

アドリブや筋書から外れたパフォーマンスが面白くて通いつめています。

昔の「浅草六区」の雰囲気を最も出している「小屋」であると思います。

古き良き時代の浅草の香りを存分に楽しめます。

2013/02/14所長ブログ浅草シリーズ

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