「浪曲」には長いこと接することなく生きてきましたが、木馬亭では色々な種類の興行があり、その中の一つである「浪曲」が開演されているときに好奇心から入場したのがキッカケです。
当時日本浪曲協会の会長だった澤孝子師の出演日に入場することが特に多かったのは、この浪曲師の専属の曲師(三味線の弾き手)の印象が強かったからです。その曲師は佐藤貴美江師です。
通常曲師は衝立に隠れた形になり、観客にはその容姿を晒さないのですが、何故かこの曲師の前だけには衝立が無いのです。
細身に和服を粋に着こなし、何とも色っぽいのです。三味線の技も素人でも分るくらい冴えわたっております。
舞台の斜め左には澤孝子師がいて、佐藤貴美江師が正面にくるという位置で、いつも前から3列目に座ります。
浪曲もさることながら、三味線の繊細な技に魅力を感じ、佐藤貴美江師の怪しい色気にあてられたようです。
2013/04/08所長ブログ・新着情報・浅草シリーズ
「フランス風ロシア料理」と看板等にも掲げられていることが、より興味を引きました。
顧客はほとんど女性のような気がします。
ランチ・コースでお勧めのロールキャベツとボルシチを選びましたが、大変美味しかったです。
キャラウェイの香るライ麦パンも、絶品でした。
この店の近くにある「マノス」から分離独立したとのことですが、どちらがより美味しいと主張するそれぞれのファンがいるようです。
2013/03/30所長ブログ・浅草シリーズ
なぜ「パイチ」との変なネーミングなのかと誰もが思う。調べてみたら、「ちょっと一杯」からきているそうな。
創業70年位とのことだが、店の外観はとても洋食をカンバンにする店には、見えない。寿司屋か日本料理屋の風情である。
土日祝日には観光客が列をなしている。定食A750円、B1100円が目当てらしい・・・と見える。
白衣のコック姿の調理人がカウンターの前の狭い厨房に3人もいるが、コック帽も全員キチンと被っている。料理は何を食べても美味い。
客が帰る時、一斉に(女性3人、コック3人)大きな声を掛けている。気持ちの良い店である。
2013/03/12所長ブログ・浅草シリーズ
「青森煮干」とあり、スープは当然煮干しからで、すっきりとした醤油味である。
煮干の濃さを堪能したいのなら、「バリ煮干中華そば」(限定30食)があるが、通常の中華そばで十分であると思う。
一度食したら病みつきになる風味とそばの特徴であり、特に冬季には恋しくなる味である。
昼時は、ライスが無料だが、100円で「韓国めし」が注文できる。このコンビは絶妙のハーモニーを奏でる。とにかく美味い。
浅草は、観光客相手の店が当然多いことから、夕方8時ころには閉店する店も多い。特にラーメンはサラリーマンが飲んだ後の10時以降がかきいれ時であるので、浅草ではラーメン店は苦戦して撤退する例が多い。この店は、9時まで開けているが、まあまあ客足が絶えない。
2013/03/12所長ブログ・浅草シリーズ
所在地はなんと浅草1丁目1番地1号です。からくも戦火を逃れた古いが雰囲気のある建物で、1階は居酒屋風バー「神谷バー」、2階
は洋食バー「レストランカミヤ」3階は「割烹神谷」という好みに合わせて選びやすい構成となっています。
この「神谷バー」の代名詞といえば、「デンキブラン」です。ブランデーとジン、ワインキュラソー、薬草などがブレンドされたもので、電気が珍しかった時代(かなり古いですね)に、[新しいもの]という意味で名付けられたそうです。アルコール度は30度と高く、口当たりが良いので飲みすぎると腰を抜かします。
歩道に面した売店で蝶ネクタイの紳士がワインやデンキブランの販売もしており、「絵になる光景」です。
2013/03/10所長ブログ・浅草シリーズ
雷門通りと六区興行街を結ぶ80余年の歴史を持つ商店街です。通りの名称の起源は、六区興行街の発展と歩調を合わせ寿司屋の店の数が増えたことからだそうです。現在は3軒しかありませんが、存在感が大きく通り名と違和感はありません。
最近アーケードがリニューアルされより明るい雰囲気になっています。
2013/03/10所長ブログ・浅草シリーズ
アド街ック天国でも何回も紹介されていますが、つくばエクスプレス開通に合わせて、江戸情緒豊かな街並みになりました。
この通りを歩きながら視線を上に向けると、楽しい「仕掛け」がたくさん有ります。
通りの北側には、同一間口の非常に個性的な店舗が30店舗以上連なっています。
ど派手な舞台衣装の店、江戸駄菓子の店、「浅草メンチ」の店、舞台小道具等のお店が有り、一軒毎に楽しめます。
2013/03/09所長ブログ・浅草シリーズ
通り名の由来は調べても分りません。夜の街路灯の照明は見事です。季節により照明や飾りに工夫を凝らしますので大変楽しい「通り」です。
ロマンチックな風情が漂い、散策する男女の仲はさらに深まります。
浅草公会堂(入口に芸能人の手形があります)・天麩羅の中清・喫茶アンジェラス・舟和・芋きんの満願堂・おいもやさん興伸等多数の有名店があります。細かい石畳の道も趣があり、人力車が必ず通る街路です。
2013/03/09所長ブログ・浅草シリーズ
いわゆる観音裏にある著名店です。
浅草のどの紹介本にも必ず掲載されるお店です。一番人気の「オムハヤシ」を注文しました。評判通り月並みに「美味」としか言い様の無い美味しさです。
この店だけでなく、浅草のどの著名店でも感じることですが・・・・・・・・よく「山の手」と「下町」と相対する世界のように比べられ山の手の「上品さ」と下町の「親しみやすさ」のような対比の言葉が使われることが有ります。
しかし、どちらにも「品格」という基準で判断すべきであると私は思っています。
このお店のご夫婦には親しみやすい「品格」が漂っています。お料理もそうですが、付け焼刃は利かないでしょう。
2013/03/08所長ブログ・浅草シリーズ
この店がある場所は、地元から観音裏若しくは奥浅草と言われているエリアです。碁盤の目のように区割されているため、お店が見つけにくいのが難点です。
カウンター8席、奥にテーブル2卓の小さなお店です。ご主人が2年程前に亡くなられてから、孫娘さんがシェフとなっているとのことです。
ビーフシチューとトーストを注文しましたが、トーストがバター付きで賽の目切りになっているため、シチューのソースを絡めて食べやすかったです。柔らかくて大変美味しかったです。
同じ時刻に入店した4~5人のグループは食べログで探して来たようでした。
次回は、タンシチューにしたい。
2013/03/06所長ブログ・浅草シリーズ