「新聞記事から」・・・個人保証制度
「個人保証制度」・・・企業が金融機関から融資を受ける際に、経営者や第三者を保証人にする制度
第三者による連帯保証は法制審議会が全面禁止に向けて議論しているとのことだが、金融機関の反対で今後も維持される見通しのようです。
最近は第三者による連帯保証は、目立って少なくなってきたように見えます。古い時代の小説や映画では、没落する運命の引き金がこの連帯保証であることが多かったように思えます。
自宅を購入した時、様々な物件に当たりましたが、中にはクライアントの連帯保証のために、自宅を手放さざるを得なかった税理士の自宅もありました。
中小企業庁と金融庁は経営者自らが融資の保証人になる「経営者保証制度」で、企業が倒産しても個人財産が全額没収されないよう指針を作るとのことです。起業意欲をそがないようにするため、新しい指針に期待します。