「聞いた話」・・・平均寿命と健康寿命
日本は世界一の長寿国と言われています。平成22年の平均寿命は、男79.55歳、女86.30歳だそうですが、健康寿命(介護を受けたり寝たきりになったりせずに、自立して健康に生活できる期間)は、男70.42歳、女73.62歳で、結構ギャップがあります。このギャップの期間は誰かのお世話を受けることになるのでしょう。よく「晩節を汚す」という表現で指摘されますが、最後の詰めをきちんとしないと、それまで積み上げた人生の評価を下げることになります。
このギャップを埋める積極的な方法は、各種メディアで紹介はされていますが、その時になってみなければ分りませんでしょうが、要介護になる原因の一つである転倒・骨折をしないことを先ずは心掛けるべきでしょう。
一週間寝たきりになれば、身体の20%の筋肉が落ち、2週間で36%,3週間で68%,4週間で88%,5週間では96%だそうです。書いていながらゾッとします。
気持ちが落ち込みつつありますので、もうこのあたりで止めます。