事業の後継者がいない・・・廃業するしかないのか?
鳥羽一郎のヒット曲「泉州春木港」に事業後継者(漁師)がいなくて嘆く{老人のつぶやき}の歌詞があります。
♬ 五人も倅がありながら
ひとりも船に乗るヤツが
いないと悔やんで涙ぐむ
泉州春木港の髭おやじ
鴎相手に呑む地酒
なんで男の気持ちがわかる
ヨーホホイ ヨーホホイああ・・・
見事に後継者不足に悩む経営者の苦渋を表現していますね。
親族の事業承継が当たり前な時代から急激な変化があり、むしろ親族だからこそ事業承継が難しくなったと言われています。
この事業承継者不足や事業承継を忌諱する次世代の若者が増えており、現行の社会に様々な歪みをもたらしております。
長子相続という長年の慣行の衰退、新民法下での権利意識の高まり、伝統的産業や技能伝承の困難な状況等いくつもの大きな変化のうねりの中に現代社会が置かれています。
この様な現状に鑑み、税法等でも事業承継に関する整備がなされつつあり、現在の事業主催者の生死にかかわらず、平成27年1月1日以後適用される様々な制度があります。
2015/02/12/新着情報