税理士とは・・・5月のつづき
〇税理士はテレビ等での露出は何故ないのか?
弁護士さんは、テレビへの出演が多くコメンテイターやバラエティ番組にもよく出ていますね。
スキャンダルや事件に関する法的な説明は視聴者が求めていますが、税理士が扱う事柄については税法やその周辺 の事項で常時誰でもが聞きたいことではないからでしょう。
〇税理士の報酬はどの様にして決められるのか?
各事務所により異なるでしょうが、基準がありませんので、顧客毎に適当に判断して決められている場合があるかもしれないですね。どの様な料金・報酬でも受け取る側と支払う側では軽重にかなりの差があるのが普通でしょう。
私の事務所ではインターネットや既存のお客様のご紹介が集客方法ですので、売上・従業員数・仕訳数・業態等を勘案して決定しています。ご紹介の場合は、既に事務所の各情報は伝わっているでしょうから不公平感を生じる設定はしておりません。やはり永くお付き合いして頂くことにより、お客様と税理士事務所側双方に利益を生み出す関係になると思います。
しかし、設立初年度の場合には、決算期を迎えてからご相談することにしています。もちろん目安としての料金のご説明はしております。
〇税理士冥利を感じる時。
税理士冥利とは少々大袈裟かも知れませんが、最も強く感じる場面は、「頼りにされている」と感じる時です。
過去に一度2週間程度入院したことがありました。退院後にお話しした時に言外にその想いを漂わせていらっしゃるお客様との会話中に感じ入ったことが何回も有りました。完全治癒したのは、「まだ税理士業を続けろとの」天からの啓示と受け止めております。(つづく)