大阪の歌謡曲の歌詞に見る東京への対抗心(?)
私は信州生まれのため、関西弁には幼少の頃より興味を感じ、関西圏を最も近い「外国」のような存在として捉えていました。
あこがれの関西で作られた歌謡曲の歌詞の中に、東京を強く意識し、対抗心とも言うべき響きを持つものがあり、非常に興味をそそられています。以下の歌謡曲の中の歌詞についてどの様に感じられるでしょうか?
①道頓堀人情 天童よしみ 1~3番共通の歌詞で・・・
負けたらアカン東京に負けたらアカン東京に、冷めとない優しい街や頓堀は
②大阪かたぎ 三門忠司 2番の歌詞
見かけ倒しの東京の女(ひと)にゃ、負けん負けんは尽くして見せる
③大阪すずめ 永井みゆき 3番の歌詞
人の情けが生きる街、東京なんて目じゃないわ
④王将 村田英雄 3番の歌詞
明日は東京に出ていくからは、何がなんでも勝たねばならぬ
⑤大阪で生まれた女 BORO
大阪の街よう捨てん 東京へはようついてはイカン
⑥好っきやねん ミス花子とじゃんぷあんどじゃんぷ
大阪と東京の比較対照が面白い
大阪の歌謡曲は、大阪人の意地と心意気が色濃く映り、聴く度に元気つけられます。
2017/10/03/所長ブログ